自助グループはどのような機能をもつか

よって私は自助グループの「代表の方々の非匿名性」と「グループに支部が存在する」という特徴を活かして「自助グループの果たす機能」について考察を行うことにした。それは自助グループの特徴や参加者の利用方法を紡ぎだすことも「回復」について接近できることであると考えたからである。

最終的にこの論文での問は「自助グループはどのような機能をもつか」というものになった。「回復そのもの」の結論には至ることはできなかったが、回復の一種と用いる「ツール」としての機能を果たす自助グループを明らかにすることができた。

フィールドワークの中でなかなか問題に対する結論が導き出せず焦ることもあった。しかし一つのグループに通い続けることによって、自然と必要なデータが集積され、問題提起がしやすくなったのである。

私的なことだが、私はこのフィールドワークを通して自分自身の食事や体型への苦痛がいくぶん解消されたように思う。具体的にはダイエットをやめたことが、自分の中で「回復」に近づいたと感じていることである。しかし現在でもいきなり「バイキング食べ放題」のようなに行くことはできないままである。